FC2ブログ
 

スポンサーサイト

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
Guide
  •  …この記事と同じカテゴリの前後記事へのページナビ
  •  …この記事の前後に投稿された記事へのページナビ
  • Edit
  • TB(-)|
  • CO(-) 
 
 

182☆ 混乱

182☆ 混乱

暑い夏休みが終わり、二男は 二月期を迎えていた。


学校では、9月末に開催される体育祭に向けて、

エイサーの踊りや、各競技の練習が 始まっていた。

暑い中での運動で、学校には 毎日 水筒を持参していたのだったが…



ある日のこと…

二男は、学校に水筒を忘れたまま、帰宅した。


忘れ物など、ほとんどした事のない二男であったため、

やはり、忘れた、忘れた…と、大騒ぎになってしまった。



明日も、水筒を持って行かないといけないし…

学校まで、取りに行こうか…と、二男と話をしていたところ、

気がついた担任から、電話があり、

二男が忘れた水筒を 自宅まで届けて下さるとの事であった。


よかったね と、二男に伝えると、やっと安心して、にっこりするのだった。



しばらくして…

インターホンが鳴った。


水筒を届けて下さった担任であった。



自宅は、マンションの6階で、水筒を受け取るには

1階の玄関ホールまで 降りないといけない。


私は、二男に、担任が水筒を届けて下さった事を伝えて、

1階まで 取りに行くように話をした。



二男は、登校時と下校時には、

ひとりで マンションのエレベーターに乗っている。


1階に降りて、担任から水筒を受け取る事くらい、

簡単に出来るだろうと思ったのだった。



ところが…



私に言われて、一旦は 1階に降りたはずの二男は、

しばらくして、慌てて、自宅に帰って来たのだった。



どうして 帰って来ちゃったの?

先生が待っているから、もう一度行って来て…



何度 二男に伝えても、なんだか怖がっている様子で

家から一歩も出ようとしないのだった。



仕方なく、私は、嫌がる二男を連れて、エレベーターに乗り、

1階の玄関ホールまで行ったのだった。



インターホンが鳴ってから、随分と時間が経ってしまっていた。



担任に、事情を説明し お詫びをして、水筒を頂き、

自宅に戻ったのだったが…



気がつくと、二男は 泣いていた…。

思いのほか、長い時間 シクシク泣いていたのだった。



よほど、嫌だったのだろうか…


登下校で、毎日乗っているエレベーターだから、

簡単に、ひとりで行けると 考えていたけれど…


何が 嫌だったのだろう…

何が 怖かったのだろう…


担任が 水筒を届けてくれると言うことは、分かっているはずだ…


1階まで降りて、その後 どうするかが分からなかったのだろうか…


玄関ホールのドアの向こうで、担任が待っている事を

想像出来なかったのだろうか…


よほど、怖かったに違いない…


泣く事なんて、滅多にない二男であった。



私は、二男に、ひとりで行くようにさせた事を後悔した。

初めから、一緒に行けば良かったと、反省したのだった。



先行きを予測出来なかったのかも知れない…

見通しが立たない事は、きっと 怖かったに違いない…




次の日、担任からの連絡帳には、

混乱させてしまったようで、申し訳ありませんでした…

と記述があり…


私は、改めて、二男が 混乱していた事に気付いたのだった。



どうして良いのか 分からずに、混乱しているのに…

私に、行けと言われて…


泣くほど 嫌だったのだろう…

でも、嫌だとも言えずに…



ごめんね。

お母さんが 悪かったね。


私は、二男に心から謝罪した。



二男は、いつものように、にっこり微笑んで…


私に笑顔を返してくれたのだった。





ご訪問 ありがとうございました。
複数のブログランキングに参加しています。
クリックして頂けると、とても励みになります。
どうぞ、よろしくお願い致します。m(_ _)m



にほんブログ村 子育てブログ 知的障がい児育児へ
にほんブログ村

にほんブログ村 メンタルヘルスブログ アスペルガー症候群へ
にほんブログ村


人気ブログランキングへ
スポンサーサイト
Guide
  •  …この記事と同じカテゴリの前後記事へのページナビ
  •  …この記事の前後に投稿された記事へのページナビ
 

~ Comment ~

管理人のみ閲覧できます

このコメントは管理人のみ閲覧できます

鍵コメ様 ♪

温かいコメントを ありがとうございました。

いつもと何かが違う…イレギュラーな事…
きっと、そうだったのでしょうね。
二男の理解の域を越えるものだったのかも知れません。

普段、こちらが 当たり前に思っている事でも、
当人にとっては、そうでなかったりする場合もあるのでしょうね。
何気ない言葉で、傷つける事の無いように 気をつけたいと思います。

相手が こちらの言うことを理解出来ないと、
つい、言葉を荒げてしまうのは、私も同じです。
私のほうこそ、気付かせて頂きました。
ありがとうございました。
感謝致します。
  ※コメントの編集用
  シークレットコメントにする (管理者のみ表示)

~ Trackback ~

卜ラックバックURL


この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)

MENU anime_down3.gif

同じカテゴリの記事が一覧表示されます
同じタグの記事が一覧表示されます
更新月別の記事が一覧表示されます
キーワードで記事を検索
 
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。