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163☆ 原点

163☆ 原点

東京都に転居して…

すぐに二ヶ月は過ぎ、新しい年を迎えていた

二男の学校生活も順調で、私は、ホッとしていたのだった。


1 月の初め…

二男が 幼稚部で お世話になった養護学校の同窓会が、開催された。


私たち家族は、十年振りに この同窓会に出席をした。

同窓会は、毎年 開催されているのだが、

今までは、遠くて 出席出来ず、欠席が続いていたのだった。


懐かしい校舎…

懐かしい先生方のお顔…

私たち家族の原点が、ここにあった…。


十年もの歳月が流れ、卒業生達は 皆 大きくなっていた。

あんなに小さかったあの子が…

こんなに立派になって…

ただただ、懐かしく…

当時の思い出が 蘇る…


中には、誰だか分からない卒業生もいた…

保護者のお顔を見て…あぁ、あの子だったのか と、頷いたり…。


みんな、歳を重ねて…

先生方も保護者も、座っていたのだった。



「 やぁやぁ〜 ○○君…!! 」

遅れて 会場に入った私たち家族が 席に着くと、すぐに

校長先生が、来て下さった。


先生は、十年前を懐かしく思い出されているかのように、

二男の隣の席に座られたのだった。


ジッと、二男の顔を見つめ…

二男と目を見合せては、にこにこと笑顔で答えて…

いつまでも、いつまでも…

二男の隣から 離れる事は 無かったのだった。


卒業生や保護者達は、皆、校長先生とお話がしたくて

同窓会にやって来るのだったが…


校長先生が、二男の隣に座られたまま 離れないので、

仕方なく、校長先生の側に歩み寄って…話をするのだった。


私は、二男の事を思って下さる校長先生のお姿に

嬉しくて、感動し…

でも、他の方々には、校長先生を一人占めしているようで、

申し訳ない様な気持ちもあり…

複雑な思いで、二男の隣に座っているのだった。


始めのうちは、校長先生と握手をしたり、

笑顔で答えていた二男だったが、そのうちに、

保護者の手作り焼きそばに夢中になって…

校長先生の熱い視線にも、知らん顔…。

それでも、校長先生は、二男の様子を 笑顔で 見守って下さり…

とうとう、同窓会が終わるまで、二男の隣に居て下さったのだった。


せっかく、校長先生が 隣に座っておられるのに…

二男が、淡々としているので…

何だか、校長先生にも、申し訳ない様な気持ちになったのだった。


きっと、校長先生は、孫のように思って下さっているのだろう…。


私は、十年経っても 当時と変わらない 校長先生のお気持ちに

感謝の気持ちで いっぱいであった。


二男も、きっと、自分のおじいちゃんのように 思っていたのだろうと思う。


実際、私の父と校長先生は、とても雰囲気が 良く似ていた…。

私は、校長先生とお話をするたびに、まるで、父親と話しているような

気持ちになるのであった。


父が 元気だった頃、実家に遊びに行くと、

いつの間にか、二男が、父の膝の上に乗っかって…

父のあぐらをかいた脚の間に、スポンとはまっていたのを思い出す…。


二男が、自分から 膝の上に乗るのは、唯一、父だけであった。

安心して、わが身を委ねていたのだった。

父のあぐらの間に、スッポリはまって、ご機嫌な二男の写真が、

今では、大切な懐かしい思い出になっている。


どこか 父の雰囲気に似た校長先生は、二男にとって、

安心して委ねる事の出来る存在であったのだろう。



私たち家族の原点でもある、大切な場所…

迷った時は、ここに帰ればいい…


一番大切なのは、本人の気持ちなのだから…

本人が、一番 望んでいる事を、させなさい…


この学校で、学んだ事…

いつも、その事だけを考えて やってきた…

今までも…

これからも…




私たち家族は、東京にいる間 ずっと、

この学校の同窓会に 出席したのであった。





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☆ 鍵コメ様…

コメントをありがとうございました。

いえいえ、私は、鍵コメ様が 褒めて下さる様な母ではないのですよ。^^;
子ども達が、とても ゆっくりなので、それに合わせているだけなんです。

以前は、なかなか合わせる事が出来ず、イライラしたりしましたが、
この頃は、少しだけ 私も 待つ事が出来る様になりました。
歳を重ねて…少しは、成長出来たのかもしれません。

一つの事に固執して、どうにもならない事って ありますよね。
我が家も、毎日 どうしたら良い物かと悩みます。

二男は 今、YouTubeに夢中です。
懐かしいCMや、番組、歌などを見ては、ぴょんぴょんジャンプして
汗びっしょりかいて(笑)喜んでいます。

別の事に気持ちを向けようと 努力してみるのですが…
言う事を聞かず、頑張ってしまうので(頑固です)
とうとう根負けして…気が済むまでさせる事になってしまいます。
やっぱり、本人が、自分で 納得するまで させないと ダメですね。

どこまで許し、見守るかは、別にしてですが…(^^;;

望んでいる事をさせるのは、理想ですが…
上手くいかないものですね。( 我が家だけかも…)

いつも、温かいお言葉を ありがとうございます。
感謝しています。


NoTitle

mioさん、こんばんは。

同窓会に出席されて、
懐かしさでいっぱいだったことと思います。
色々な思いが蘇ってきて、
子供さんの成長を感じられたと思います。
きっと校長先生は温かな目で
見守ってくださっておられたのでしょうね。
年月が経っても、こうして思い出があるというのは、
素敵なことだと思います。
ほのぼのとしたお話、ありがとうございます。

ココリン様…

コメントをありがとうございました。

同窓会は、毎年 開催されていたのですが、私たちは、
二男の卒園後、すぐに九州に転居したので、
10年間、出席したくても 出来なかったのでした。

10年振りに出かけた学校も、先生方も…懐かしくて…
何だか、故郷に帰った様な心境でした。

二男が、二男のままで いられる場所…
一人の人間として、温かく迎えて頂き、大切な事を
たくさん学んだ場所でもありました。

私たち家族の原点と言う 特別な場所に、
二男も、安心し…一番 心の安らぐ場所であったようです。
きっと、一生 忘れられない場所なのだろうと 思います。

温かいコメントをありがとうございました。
これからも、どうぞ よろしくお願い致します。
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